ニュース 運輸 作成日:2013年10月4日_記事番号:T00046237
交通部台湾区国道高速公路局(高公局)は、高速道路の距離比例方式による料金体系導入に向け、小型車の場合、毎日1台当たり20キロメートル以内は無料とした上で、200キロメートル以内は1キロメートル当たり1.20台湾元、200キロメートル超では同0.90元とする最終案をまとめた。4日付中国時報が伝えた。
高公局は2段階の世論調査と財務検討に基づき、最終案を固めた。それによると、通行料は現行の区間別料金体系に比べ、値上げとなるケースと値下げとなるケースが出てくる。例えば、中山高速公路(国道1号)を利用する場合、台北~高雄の通行料は現在の360元から344元に値下げとなるが、台北~台中間は現在の160元から162元に値上げされる。
高公局の分析によれば、通行車両全体の3分の2は、通行料が値下げとなるか現在と変わらない見通しだ。
このほか、連休などで渋滞が予想される場合には、20キロメートル以内を無料とする扱いを一時的に中止したり、国道1号とフォルモサ高速公路(国道3号)で異なる料金体系を採用したりして、交通量の分散を図ることにしている。
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