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HTCの14年出荷、わずか100万台増=TRI【図】


ニュース 電子 作成日:2013年10月4日_記事番号:T00046246

HTCの14年出荷、わずか100万台増=TRI【図】

 市場調査会社、拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)は3日、来年のスマートフォン業界の展望を発表し、宏達国際電子(HTC)の出荷台数は今年の2,500万台から、わずか100万台増の2,600万台にとどまるとの見方を示した。これは中国を含めた世界の主要スマートフォンブランドで最も低い出荷成長となる。2012年実績である2,800万台の回復も困難との予測だ。4日付経済日報が報じた。

 来年はサムスン電子が3億7,000万台を出荷して、圧倒的首位の座を引き続き維持する。同社の今年の出荷台数予測は3億1,000万台で、6,000万台の伸びは主要スマートフォンブランドで最大となる。2位はアップルで、今年の1億5,500万台から1億8,000万台に拡大する見通しだ。

 このほか、中国ブランド首位の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は4,800万台から6,500万台へ、中興通訊(ZTE)は4,000万台から5,500万台への出荷増を予測している。

 TRIはまた、中国ブランドが今後ハイエンド製品を強化するとみられ、聯発科技(メディアテック)など台湾IC設計メーカーに恩恵をもたらすとの見方も示した。