ニュース 電子 作成日:2013年10月4日_記事番号:T00046248
タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)は3日、銀ナノワイヤタッチパネル技術の開発を目的として日本写真印刷(NISSHA、本社・京都市中京区、鈴木順也社長)と戦略提携を結ぶと発表した。これに関連して日本写真印刷は、TPK子会社のTPKフィルムソリューションズ(香港)に持ち株比率25%に当たる625万米ドルを出資することで合意した。4日付工商時報が報じた。
今後両社は、タッチパネルを構成する導電材料の一つである銀ナノワイヤインキの量産化に向けた技術開発を進める方針で、タッチパネル分野における事業範囲の拡大を目指す。
なお、TPKフィルムソリューションズは、タッチパネル用銀ナノワイヤプラスチックフィルムのコーティング、パターニング、ダイカットプロセスに専念することになり、今年第4四半期にもサンプル出荷、来年第2四半期に量産を開始し、同年下半期には月産能力200万枚(5〜6インチ換算)への拡大を目指す。当初は銀ナノワイヤタッチパネル技術の普及を目的とし、スマートフォンおよびタブレット型パソコン向けをターゲットとする。
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