ニュース 電子 作成日:2013年10月4日_記事番号:T00046249
電子機器受託生産の英業達(インベンテック)は、9月のノートパソコン出荷台数が前月比17.5%増の235万台で、過去最高を更新した。第3四半期出荷台数は595万台で、前期比32.2%増と当初の10%成長予測を大幅に上回り、同業の中で最も好調だった。4日付工商時報などが報じた。
同社の9月の大幅成長は、ヒューレット・パッカード(HP)の受注がけん引した。遊進宝広報担当は、10月の出荷台数は比較対象の9月が良かったことから前月比減少に転じると予測した。第4四半期も慎重な見方で、第3四半期が今年の出荷ピークになると述べた。
第1~3四半期の出荷台数は1,440万台に上った。今年通年で昨年の1,700万台を上回ることは確実だ。
しかし、来年はマイナス成長に転じるとの市場観測が浮上している。これは、大口顧客の東芝が広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)に受注を回すとみられるからだ。インベンテックは受注に占める東芝の割合が今年の4割から来年2割に縮小する恐れがある。英業達集団の葉国一会長が近く東芝を訪問し、発注先の配分見直しについて直談判するもようだ。
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