ニュース 電子 作成日:2013年10月4日_記事番号:T00046251
4日付工商時報によると、IC設計、威盛電子(VIAテクノロジーズ)傘下の携帯電話用チップメーカー、威睿電通(VIAテレコム)は、同社が保有する第3世代(3G)通信方式「CDMA2000」関連の特許を聯発科技(メディアテック)に3億〜3億5,000万米ドルで授権したとの観測が出ている。
現在CDMA2000関連の特許を保有するのは世界でクアルコムとVIAテレコムのみで、観測が事実とすれば、メディアテックは▽TD−SCDMA▽WCDMA▽CDMA2000──の3方式をサポートするSoC(システム・オン・チップ)、および6つの通信方式に対応した4G向けチップの市場投入が可能になり、クアルコムと正面対決できる力を手に入れることになると工商時報は指摘した。
また、VIAテレコムは長年にわたりサムスン電子にチップを供給しているため、メディアテックがサムスンのスマートフォン・サプライチェーンに加わることも可能になるという。
ただ、観測についてVIA、メディアテックとも「市場のうわさにはコメントしない」と回答した。
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