ニュース 電子 作成日:2013年10月4日_記事番号:T00046252
変圧器大手、環隆科技(UMEC)は13日、548万米ドルを投じるベトナム・バクザン省のクアンチャウ工業団地の第1期工場が供用を開始する。変圧器の月産能力は初期は約113万7,000個、最大1,500万個で、主に独オスラムなど海外顧客向けだ。また、電源ユニットは初期の生産能力が月13万個、最大50万個に上り、日本メーカーなどに供給する。4日付工商時報が報じた。
ベトナム工場は敷地面積約4万平方メートルで、同社にとって東南アジア最大の生産拠点だ。第1期工場が3分の1を占める。今後の受注によって、第2期工場の建設も視野に入れる。
ベトナム工場が量産体制に入った後は、中国の嘉隆工場(広東省深圳市)で生産している海外顧客からの受注や、大量の労働者が必要な変圧器の受注をベトナム工場に振り分ける計画だ。将来的には東南アジア、南アジアの顧客を開拓して受注量を増やす。
一方、嘉隆工場は自動化、製造工程の最適化を進め、技術力向上を図り、少量、多様な変圧器の生産に充てる。その他、全地球測位システム(GPS)端末や光受動部品、液晶モジュール(LCM)など製品の多様化を図る考えだ。
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