ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

全球一動、潤泰集団が16%出資へ


ニュース 電子 作成日:2007年12月26日_記事番号:T00004627

全球一動、潤泰集団が16%出資へ


 次世代高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)事業に参入する全球一動(グローバル・モバイル)に対し、潤泰集団が出資を行うことが明らかになった。26日付経済日報が伝えた。
T000046271


 出資は傘下の潤泰全球と潤泰創新が各9,000万台湾元(約3億1,600万円)ずつ行い、出資比率は約16%となる。同集団が通信分野に参入するのは初めてだ。

 全球一動の株主構成は、友訊科技(Dリンク)と中華電信が10%程度、遠東集団が出資する首席電子商務公司(Com2B)が5%、聯華電子(UMC)傘下の聯傑国際(デビコム・セミコンダクター)が1%出資するほか、セキ統科技(シリコン・インテグレーテッド・システムズ=SIS、セキは石へんに夕)、中華開発知識経済創投、智冠科技(ソフトワールド・インターナショナル)、年代(ERA)、緯来(ビデオランド)なども出資し、通信、半導体、ソフトウェア、金融など各界から株主がそろう形となった。

 最低資本金10億元を年末までに達成することを政府から義務付けられているが、期日延期の申請が可能だ。すでに大衆電信(FITEL)と威達有線電視(ベスター・ケーブルテレビ・システム)が、株主が手続き中であることを理由に、来年3月までの延期を申請している。