ニュース 電子 作成日:2013年10月7日_記事番号:T00046274
企業向け業務に注力するデルは、縮小が懸念されるノートパソコン市場で今後、企業での買い替えが進むと予想されることから、来年も1,700万台の出荷が見込まれ、10大ブランドでマイナス幅が最も小さいと市場ではみられている。このため、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)などデルからの受注規模が大きい台湾受託メーカーには恩恵が見込まれる。5日付蘋果日報が報じた。
拓ボク産業研究所(ボクは土へんに僕のつくり、TRI)によると、企業向けノートPCは一般向け製品より落ち込みが小さく、企業向けモデルの比率が高いデルは、来年の出荷台数が前年比3.4%減にとどまると予測されている。
なお、市場調査会社IDCによると、今年第2四半期のアジア太平洋地域のサーバー市場でデルはシェア24%を占め、首位に立った。また同社はストレージ製品やネットワーク製品にも注力しており、企業向け業務は売上高の約30%、利益では50%以上を占めている。なおデルのサーバーは英業達(インベンテック)、鴻海精密工業、神達電脳(マイタック・インターナショナル)が生産を受託している。
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