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インターネット接続サービス、7日間の試用期間を強制へ


ニュース 電子 作成日:2013年10月7日_記事番号:T00046275

インターネット接続サービス、7日間の試用期間を強制へ

 インターネット接続サービスについて消費者から「スピードが遅い」「通信が切れる」といった不満が多く挙がっている状況を受け、国家通信伝播委員会(NCC)は4日、通信キャリアに対し、契約の際「7日間の試用期間」を強制的に設ける規制を計画していると表明した。早ければ今年末にも施行する予定だ。5日付蘋果日報が報じた。

 NCCが今年4〜6月に通信サービスに関する苦情について調査を行ったところ、携帯電話、タブレット型パソコンなどモバイル通信機器について苦情が最も多く(1,643件)、うち「途切れる」「遅い」といった通信品質に関するものが642件(39%)で最多を占めた。

 NCCは、試用期間を設定すれば消費者が契約後、想定していた通信品質に達していないとして解約した場合に、違約金などの争議が発生することが避けられると説明。同規定が施行された後、試用期間を設けていないことが発覚した業者は最高10万台湾元(約33万円)の罰金を科せられることになる。

 これに対し中華電信、台湾大哥大(タイワン・モバイル)、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は同日、「ショップで申請すれば7日間の試用ができるサービスをすでに提供している」とコメントした。