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携帯電話の対EU輸出、上半期は29%減


ニュース 電子 作成日:2013年10月7日_記事番号:T00046279

携帯電話の対EU輸出、上半期は29%減

 経済部統計処が4日、欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)の統計を基に発表したところによると、今年上半期EUの台湾からの携帯電話輸入額は9億4,000万ユーロ(約1,240億円)で前年同期比29.8%の大幅減だった。輸入市場シェアは4.0%に縮小し、昨年の5位から6位に後退した。5日付聯合報が伝えた。

 経済部関係者は、EU向けの携帯電話輸出が減ったのは、中国の携帯電話サプライチェーン台頭に間接的に打撃を受けたためと指摘した。中国は同119億5,000万ユーロで前年同期比1.6%増、輸入市場シェア51%だった。

 EUの台湾からの輸入総額は106億4,000万ユーロで、同10%減だった。うち、IC輸入額は9億ユーロで同2.3%減となったものの、輸入市場シェア13.5%で東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国の41.2%に続く2位を維持した。「パソコンおよび周辺機器」は4億5,000万ユーロで同15.2%減、輸入市場シェアは2.2%で昨年同様4位だった。