ニュース その他分野 作成日:2013年10月8日_記事番号:T00046286
財政部が7日発表した9月の輸出総額は252億5,000万米ドルで、前月比1.5%減、前年同月比7%減だった。欧州向けは前年同月比4.5%増とプラス成長だったものの、その他の主要国・地域向けが軒並み大きく減少した。輸出総額のマイナス成長は4月以来5カ月ぶりで、葉満足・財政部統計処長は「予想外」と語った。8日付工商時報などが報じた。
台湾の輸出の約4割を占める中国・香港向けは経済成長の鈍化に伴う需要縮小で、前年同月比8.4%減の99億3,200万米ドルと減少幅は過去14カ月で最大となった。特に光学器材が同24.9%減と大幅減だった。その他▽米国向け、26億5,800万米ドル(同8.5%減)▽日本向け、16億5,900万米ドル(同10.9%減)▽東南アジア諸国連合(ASEAN)向け、48億8,200万米ドル(同9.9%減)──だった。
今後の見通しについて葉統計処長は、欧米市場は年末に向け調達需要期に入ることに加え、大手携帯電話メーカーが新機種を相次いで発売することから台湾部品メーカーの輸出が伸びると説明。第4四半期の単月輸出総額は250億米ドル以上を維持し、今年通年でのプラス成長は「問題ない」と語った。
なお、9月の輸入総額は229億米ドルと前月比8.8%増、前年同月比0.7%減だった。
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