ニュース 運輸 作成日:2013年10月8日_記事番号:T00046287
高速道路料金の課金方式を距離比例方式に変更するのに伴い、自動料金収受システム(ETC)用小型ラベル「eTag(イータグ)」を搭載した車通行料金を10%割り引くとする計画について、交通部台湾区国道高速公路局(高公局)は、方式変更から半年後以降、eTag未搭載車でも3日以内に通行料金を支払えば、割引を適用する方針を固めた。「eTag割引」は事実上骨抜きになった格好だ。8日付蘋果日報が伝えた。
距離比例方式への移行から半年間は予定通り、搭載車に10%割引、搭載予約済みの車に5%の割引を適用する一方、未搭載車は割引適用外となる。
eTag搭載車限定の割引は、eTagの普及を図ることが本来の目的だが、割引分を国庫負担するのは業者への利益供与に当たるとの反対意見が出ていた。
eTag未搭載車の場合、ナンバープレート認識システムに基づき課金を行い、ドライバーが後日支払う形となるが、今回の方針変更は、未搭載車でも利用から3日以内に支払えば、搭載車と同様の割引を適用するものだ。高公局はまた、ナンバープレート認識システムに基づく課金確定に2日間かかるため、支払い猶予期間が短過ぎるとして、割引対象を5日後までに延長することも検討している。
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