ニュース その他分野 作成日:2013年10月8日_記事番号:T00046288
行政院主計総処が7日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は104.05ポイントで、前月比1.31%上昇、前年同月比0.83%上昇となり、5月以来の高い伸びとなった。8月下旬に台風12号(アジア名・チャーミー)や15号(同・コンレイ)、9月には19号(同・ウサギ)が襲来し、野菜価格が前年同月比27.9%上昇したことが主因だ。8日付工商時報が報じた。
主計総処は、前年同月比0.83%上昇に過ぎず、物価は安定しているとの見方を示した。
生鮮食品やエネルギーを含めないコアCPIは同0.63%上昇で、家庭用非耐久消費財(食品、ティッシュペーパー、歯磨き粉など)は同2.38%上昇、サービス類は同0.66%上昇となった。
蔡鈺泰・綜合統計処副処長は、第3四半期のCPI上昇率は0.03%と、当初予測の0.06%より低かったと指摘した。しかし、通年予測の1.07%上昇を下方修正するかは、今後の動向を観察する必要があると述べた。
なお、9月の卸売物価指数(WPI)は96.37ポイントで前月比0.02%下落、前年同月比2.69%下落した。国際的な農業・工業原料価格低迷が影響した。WPIの下落は19カ月連続。
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