ニュース 運輸 作成日:2013年10月8日_記事番号:T00046290
台湾高速鉄路(高鉄)はきょう8日、運賃を最大9.6%値上げした。高鉄の運賃値上げは2007年の開通以来初めて。8日付工商時報などが報じた。
値上げ後の指定席運賃は、台北~左営(高雄)が従来の片道1,490台湾元から1,630元(約5,400円、140元上昇)に、台北~台南は同1,350元から1,480元(130元上昇)になった。
電気料金の引き上げに伴なう値上げに市民からの反発が予想される中、高鉄は事前購入割引の対象便数を拡大するなどの優待措置で乗客の負担軽減を図っている。
また葉匡時交通部長が優待措置の適用期限を来年3月末までから来年末までに延長するよう求めているほか、欧晋徳高鉄董事長は、2~3カ月前の事前購入で約7割または8割引きとなるスーパー優待運賃などを検討すると説明した。
同割引を適用すると、台北~高雄の片道運賃は325元または485元になる。ただし、購入後の行き先変更、払い戻しはできず、便を変更した場合、通常運賃が必要となる方向で検討されるもようだ。早ければ年末から来年初頭にも実施される見通しだ。
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