台北101購物中心（台北101モール）は７日、創業祭（週年慶）セール期間中の売上高が前年同期比20％増となり、営業開始10年で最高になったと発表した。これに加えて中国人自由旅行客の増加もあり、１～９月売上高は前年同期比で１割以上増えた。
８日付経済日報によると、今月は中国の化粧品直販「Kelti」が3,000人の大型ツアーで訪れる。中国人観光客が好んで購入する高級腕時計ブランドで、台北101モールは「パテックフィリップ」、「オーデマ・ピゲ」、「ピアジェ」をそろえており、このツアーだけで数千万台湾元の売り上げが見込まれる。
なお、台北101ビル全体（101モールの他、展望台入場料、オフィスビル賃貸料を含む）の上半期売上高は59億6,500万元（約196億円）で前年比11.7％増、純利益は４億4,100万元で同２倍となった。証券会社は、台北101ビル全体の業績を今年通年で売上高120億元以上、純利益が同２割増の９億元以上と予想している。
