ニュース 石油・化学 作成日:2013年10月8日_記事番号:T00046295
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の9月売上高は合計1,523億4,900万台湾元(約5,000億円)で前月比12%減となった。台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の第2ナフサ分解プラントが年次保守のため、その他3社の▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)▽南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)──のポリ塩化ビニル(PVC)、エチレングリコール(EG)、スチレンモノマー(SM)などの生産ラインも年次保守を行い、4社は軒並み減収に転じた。8日付工商時報などが報じた。
最も減収幅が大きかったのは台塑化で同15.6%減の728億500万元だった。年次保守の他、先月初めに製油所の一部公用設備が故障し、1日当たりの生産量が50万バレルから40万バレルに減少したことも影響した。
第4四半期の見通しについて林克彦・台塑化副総経理は、11月から冬期のガソリン、灯油などの需要期に入ることに加え、第2ナフサ分解プラントの年次保守が10月末に終了し、製油所の故障問題が解決すれば、生産量が回復するため、見通しは明るいとの見方を示した。
なお、その他3社の9月売上高は▽台塑、163億7,400万元(前月比12%減)▽南亜プラ、260億6,300万元(同11.5%減)▽台化、371億600万元(同4.2%減)──だった。
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