ニュース 電子 作成日:2013年10月8日_記事番号:T00046298
8日付蘋果日報によると、第3四半期に上場以来初めての赤字を計上するなど厳しい経営状況に直面している宏達国際電子(HTC)に、聯想集団(レノボ)から戦略提携を持ち掛けられているとの観測が出ている。早ければ来年上半期にも確定するとされる。
観測によると、レノボが8月に訪台してHTCと接触を持ったとされ、「HTC」ブランドを残すという条件で、株式交換または合弁方式で提携を結ぶとみられる。
モルガン・スタンレー証券の調査によると、中国スマートフォン市場におけるレノボの第3四半期シェアは12%で、首位サムスン電子に次ぐ2位となっている。一部証券会社は、レノボの販売チャネルを利用すればHTCはハイエンド市場でのシェア拡大に専念できるため、両社の提携は実現する可能性があるとみている。
なお王雪紅HTC董事長は5日、ブルームバーグ・テレビジョンとのインタビューで「当社と消費者の間に『コミュニケーション上の問題』がある」と認め、「新製品発売、イノベーションとマーケティングの改善が試される第4四半期が当社にとって最大の試練だ」との考えを示した。
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