ニュース 自動車・二輪車 作成日:2013年10月8日_記事番号:T00046308
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車は7日、新型カローラアルティスを発表した。蘇純興総経理は、予約注文の受付が約3,000台に上り、予想以上に好調だと述べた。台湾の今年の自動車市場規模に対する従来のやや慎重な見方を改め、第4四半期は9万台、通年では昨年の36万6,000台を上回る37万台突破と、予測を上方修正した。8日付工商時報などが報じた。
新型アルティスは業界最安値で、大衆車市場を攻める(和泰汽車リリースより)
第11世代目となるカローラアルティスは、販売台数が市場全体の1割以上を占め、台湾で最もよく売れている主力車種だ。新型アルティスは発売後1カ月で販売台数5,000台突破、年内に1万2,500台、来年は4万台以上を目標に定めた。排気量1.8リットルの中型セダン市場でシェア6割獲得を予測している。
新型アルティス5クラスの販売価格は64万6,000~76万9,000台湾元(約210万~250万円)。エントリーモデルは予約販売価格より1万3,000元(2%)引き下げ、前モデルの65万9,000元より安くなった。新型車は値上がりするという慣習を破り、同業のプレッシャーは倍増した。
Q4楽観、大手3社の新車効果で
蘇総経理は、新型アルティス効果で同社の第4四半期販売台数は4万5,000台が狙えるとみている。同社の通年の市場シェア目標は34%だ。
蘇総経理はまた、新型アルティスの他、裕隆日産汽車のセントラ(24日発表)、中華汽車工業(チャイナ・モーター)のコルトプラス(9月26日発表)などの発売で、第4四半期の自動車市場の新車販売台数は10万台もあり得ると述べた。今年の市場規模は、第1四半期の実績を基にすると33万8,000台の計算だったが、第3四半期の実績を基にすると37万5,000台、第4四半期を基にすると40万台を超えるため、通年予測を37万台に引き上げたと説明した。来年は40万台もあり得るとの見方だ。
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