ニュース 社会 作成日:2013年10月9日_記事番号:T00046310
日本で最高視聴率40%超をたたきだして話題となった連続ドラマ『半沢直樹』が7日、台湾での放送が始まった。初回の平均視聴率は0.94%と、チャンネル数の多い台湾においてドラマの初回放送としては過去5年で最高となり、台湾でも高い注目を集めている状況がうかがえる。
初回の最高瞬間視聴率は、堺雅人が演じる半沢直樹(左)と上戸彩が演じる妻の花(右)の掛け合いシーンで1.17%を獲得した(8日=中央社)
『半沢直樹』は日本番組の専門チャンネル、緯来日本台で平日夜10時〜12時に放送中で、7日の初回放送では、同時間帯他番組の視聴率▽政治討論番組『関鍵時刻』、0.77%▽ニュース番組『新聞竜巻風』、0.5%▽バラエティー番組『康熙来了』、0.72%▽クイズ番組、『金頭脳』、0.4%──を上回った。
なお『半沢直樹』は主人公が勤める銀行での不正融資をめぐる上司との暗闘を中心にストーリーが展開し、同ドラマの人気により台湾でも銀行業界に注目が集まっている。
ただ、ある政府系銀行の主管は「20年ほど前ならドラマと同じような状況もあったが、今では監督機関の管理が厳しい上、銀行自身も内部統制を強めており、一個人が融資を決めることはできない」と説明。ドラマのような光景が台湾業界で繰り広げられることはあり得ないと指摘した。
ところで『半沢直樹』では、復讐(ふくしゅう)の相手である上司に土下座を迫る場面が話題となったが、ニュース専門局「東森新聞台」の女性キャスター、梁立さんが先日、高級ホテルのスパで、サービスへの不満から従業員に土下座を強要したことが明るみに出ており、「半沢のつもりか」といった批判が出ている。ネットユーザーからはドラマの名ぜりふを使って「梁立は土下座して謝れ、さもなければ倍返し(中国語・加倍奉還)だ」などと厳しい声が上がっている。
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