ニュース その他分野 作成日:2013年10月9日_記事番号:T00046313
輔仁大学(新北市新荘区)、中国の中央財経大学と首都経済貿易大学、香港城市大学、澳門科技大学が共同作成した、台湾、中国、香港、マカオの第3四半期の消費者信頼感指数(CCCI)が8日発表され、台湾は77.4ポイントで4カ国・地域の中で最低だった。台湾の同期に最低を記録したのは3年連続だ。9日付工商時報が報じた。
国・地域別の消費者信頼感指数は上位から▽中国、91.5ポイント▽マカオ、86.2ポイント▽香港、82.3ポイント──となった。
輔仁大学統計資訊系の謝邦昌教授は、台湾の物価上昇率は年1.5%前後で対象国・地域の中では最低だが、給与が16年前の水準まで後退しており、1%の物価上昇でも影響が大きいと指摘。また、家計を担うはずの「高学歴」「中高年」に失業者が集中しているため、消費者信頼感指数が上昇しないと分析した。
ただ、台湾は「株式投資機会」が前期比7.3ポイント上昇の101.5ポイントで、上昇幅、ポイントともに最高となった他、「住宅購入機会」が97.1ポイント、「耐久消費財購入機会」が95.6ポイントで対象国・地域の中で最高だった。謝教授は、台湾人は経済の見通しが悪いため、住宅購入や耐久消費財購入による資産運用が習慣化していると解説した。
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