ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年10月9日_記事番号:T00046323
ステンレス大手、唐栄鉄工廠は8日董事会を開き、独立董事(社外取締役)から提案があったステンレス事業からの撤退を否決した。9日付工商時報が伝えた。
唐栄の労働組合の張仲傑理事長(右)は、唐栄はステンレス事業でこれまでに200億元の利益を挙げてきたと指摘。「近年の赤字だけで本業からの撤退を提案するなど経営者として失格だ」と厳しく批判した(中央社)
董事会で独立董事3人は、慢性的な赤字に苦しむステンレス事業から撤退し、資産管理会社へと業態転換することを提案したが、政府系の董事6人全員の反対で否決された。
董事会の会場には、撤退計画が協議されることを事前に知った業界労組幹部や従業員代表200人が詰め掛け、撤退計画への反対と従業員の雇用確保を訴えた。
会社側は、経営状況を改善するため、積極的に東南アジア市場を開拓する計画を説明した。同社は川下メーカーと協力して裁断工場を設置し、マレーシア、ミャンマー市場を攻略する構えだ。
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