ニュース 電子 作成日:2013年10月9日_記事番号:T00046327
スマートフォン市場では第3四半期、サムスン電子や宏達国際電子(HTC)が相次いで旗艦機種の「ミニ」モデルを発売したが、従来のミニモデルほど売れていない。二の舞いを避けるためソニーモバイルコミュニケーションズは「エクスペリアZ1」とのスペック差を縮めて小型版「エクスペリアZ1 f」を年末に投入するとされ、他メーカーも戦略の見直しを迫られそうだ。9日付電子時報が報じた。
携帯電話販売業者によると、過去にサムスンが旗艦機種の人気に乗じてミニモデルを発売し、ミドルエンド市場の開拓に成功したことから、HTC、ソニー、中興通訊(ZTE)などが追随した。しかしサムスンが先ごろ発売した「ギャラクシーS4ミニ」は先代の「S3ミニ」ほど売れず、HTCの「HTC Oneミニ」も期待ほど伸びていない。
ミニモデル不調の背景には、旗艦機種自体の人気不足、他のミドルエンド機種に比べた価格の割高感などがあるようだ。
電子時報は、「旗艦機種とそのミニモデルでスペック、価格、発売時期などをうまく調整しなければ、市場シェア拡大は困難」と指摘した。
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