ニュース 電子 作成日:2013年10月9日_記事番号:T00046330
市場調査会社、IDCの調査によると、台湾のタブレット型パソコン市場(7インチ以上)で今年第2四半期、華碩電脳(ASUS)がシェア19%を獲得し、米アップル(15%)を初めて抜いて2位に浮上した。首位はサムスン電子で34%。ASUSは7インチ低価格タブレットPC「MeMO Pad HD7」の同期販売台数が11万1,000台と好調だった。アップルが新製品発売を前に在庫調整を行ったことも要因だ。9日付工商時報などが報じた。
ASUSの「MeMO Pad HD7」は16ギガバイト(GB)モデルが5,990台湾元(約2万円)と低価格が好評で、同社のタブレットPC出荷の約3割を占めている。来週には8インチの「MeMO Pad 8」を7,990元で発売する予定だ。またグーグルとのダブルブランドで販売している「ネクサス7」も販売好調で、第4四半期は好業績が期待されている。ただ、アップルが第4四半期中に新型「iPad mini」を発売するとの観測が出ており、ASUSはシェア2位から転落する可能性がある。
なお、第2四半期のタブレット市場シェアは4位が宏碁(エイサー)でシェア10%、5位が中興通訊(ZTE)で同2%だった。
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