ニュース 電子 作成日:2013年10月9日_記事番号:T00046331
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は9月から新サイズとなる39.5インチパネルの生産を開始している。価格が既存の39インチ製品を8〜12米ドル上回る上、40〜42インチ製品との競争も可能とみられ、イノラックスに大きな利益をもたらすと期待されている。ただ友達光電(AUO)は、39.5インチパネルには当面参入せず、状況を見守る姿勢だ。9日付電子時報が報じた。
イノラックスの計画によると、39.5インチパネルはフルハイビジョン(フルHD)および超高解像度4K2K液晶テレビ向けに供給する。すでに船井電機が北米市場向けに調達していると観測されている他、創維集団(スカイワース)、TCL集団など中国のテレビメーカーにもサンプル出荷を行っているとされる。
イノラックスは同パネルの出荷目標を10月が10万枚、11月は30万枚、12月は50万枚と設定しているようだ。
なお39.5インチパネルは第6世代ガラス基板で6枚を切り出すことが可能で、基板利用率は97%まで上昇するとされる。
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