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馬総統と王立法院長、政争勃発後初の握手


ニュース 政治 作成日:2013年10月11日_記事番号:T00046336

馬総統と王立法院長、政争勃発後初の握手

 王金平立法院長の検察幹部に対する圧力疑惑に関連し、王立法院長の政界追放を画策した馬英九総統による政治闘争が当面失敗に終わった中、10日の双十節(辛亥革命記念日)式典で2人は5回にわたり握手を交わし、笑みを見せる場面が見られた。ただ、2人が急速に和解したとは考えにくく、関係修復のめどは立っていないとする見方が一般的だ。


今年の双十節式典は、馬総統(右)と王立法院長(左)の対面ばかりに関心が集中した(10日=中央社)

 11日付蘋果日報によると、双十節式典に先立ち、2人は総統府内で8分間ほど接触し、うち5分間ほど言葉を交わしたという。

 総統府の李佳霏報道官によると、2人の会話は式典当日の天気や王立法院長の式典準備に対するねぎらいの言葉などで、一連の疑惑や政争に関する会話はなかったもようだ。

 式典では馬総統が演説を終え降壇した際、進んで王立法院長と握手を交わしたのをはじめ、合計で5回の握手を交わした。