ニュース その他製造 作成日:2013年10月11日_記事番号:T00046346
ベトナムは環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟を推進しており、11日付蘋果日報によると、実現すれば同国に工場を構える製靴大手の豊泰企業、紙器メーカーの正隆(CLC)、永豊餘投資控股(YFY)、台湾紙業(台紙)などの台湾企業にも受注増などの恩恵が見込める。
ベトナムでの生産能力拡充を進めている豊泰企業は今年、上半期に同国ドンナイ省の子会社で「コールハーン」ブランドのカジュアルシューズ生産を開始した他、さらに同工場周辺に土地を取得しており、同様の製品を生産する新工場を設置する計画だ。
陳麗琴・同社広報担当はベトナムのTPP加盟について「短期的には当社にとって目に見える利益はないが、長期的に見れば同国の競争環境が改善し、ブランド顧客からの受注が増えるほか、輸出関税の免除効果も期待できる」と好感を示した。
このほか正隆も、現在ホーチミン市周辺に構える紙器工場の生産ライン稼働率が80%に迫っており、これが90%を超えた時点で同国3基目の工場を設置する準備を進める計画で、同国における生産を好感している姿勢がうかがえる。
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