ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年10月11日_記事番号:T00046348
11日付経済日報によると、台塑集団(台湾プラスチックグループ)がベトナム・ハティン省で進める大型製鉄所の建設計画に、新日鉄住金による出資検討が報じられていたが、条件面で折り合わず提携を見送るとの観測が浮上している。台プラグループは観測について、「新日鉄住金が提示した条件は厳しく、現在検討中だ」と説明した。
観測によると、新日鉄住金が技術を提供し、ベトナム製鉄所の5~15%の株式を取得する方向で両社は協議していた。消息筋は、新日鉄住金が出資条件として日本または東南アジア以外の地域での販売権を求めたため、これが台プラグループの主導権掌握の原則に抵触したと指摘した。
台プラグループのベトナム製鉄所は総投資額130億米ドル、第1号高炉で2015年第1四半期の火入れを予定している。
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