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日立と華城電機、変圧器製造の合弁設立で合意


ニュース 機械 作成日:2013年10月11日_記事番号:T00046349

日立と華城電機、変圧器製造の合弁設立で合意

 日立製作所は9日、海外市場での変圧器事業拡大を目的に、1991年から技術提携契約を結んでいる華城電機(フォーチュン・エレクトリック)と、中・大型変圧器の製造、検査販売などを手掛ける合弁会社「日立華城変圧器」を来年1月に設立することで合意したと発表した。資本金は14億台湾元(約47億円)で、出資比率は日立が6割、華城電機が4割。台中港自由貿易港区に工場を設け、2015年4月から生産を開始する。

 製造する変圧器は日立の販売ネットワークを生かし、日立ブランドで販売する。工場の生産能力は17年に400MVA(メガボルトアンペア)換算で年間35台とする計画だ。

 日立は、同社との提携により華城電機は高い製造ノウハウやコスト競争力を有し、台湾市場をはじめ各国・地域に変圧器を納入してきたと説明。今回の合弁会社設立で日立の技術開発力と華城電機の製造技術を融合することでグローバル市場での競争力を強化する方針だ。また、工場の建設地である台中自由貿易港区は、優遇税制や区域内の審査免除、通関免除などの優遇措置に加え、台湾の南北交通の要所であることから利便性が高いという利点も備える。