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中科園区、中華映管の工場予定地回収


ニュース 電子 作成日:2007年12月26日_記事番号:T00004635

中科園区、中華映管の工場予定地回収


 中部科学工業園区管理局(中科管理局)は25日、中華映管(CPT)の液晶パネル工場建設計画が遅れているため、同社に割り当てていた后里園区七星農場の建設用地21ヘクタールを回収し、用地が必要な他社に再割り当てを行う方針を明らかにした。26日付経済日報が伝えた。

 こうした中、液晶パネル最大手の友達光電(AUO)は、后里園区に2,500億台湾元(約8,770億円)余りを投資し、第8世代の液晶パネル工場2カ所を来月にも着工する予定で、中華映管から回収された用地の取得意向を打診している。同用地を取得すれば、建設用地は合計で70ヘクタール前後となり、工場2カ所のほか、協力業者の工場用地にも充てられる。

 中華映管は第7.5世代の液晶パネル工場の建設を今年5月に着工する予定だったが、稼動予定時期が2009年にずれ込むことが確実となっていた。中科管理局はいったん用地を回収した上で、中華映管には第4期園区への工場建設を促す意向だ。