ニュース 社会 作成日:2013年10月14日_記事番号:T00046361
13日夜、高さ147.5メートルと基隆市で最も高いビル「華冠大楼」(33階建て、旧・麗栄皇冠大楼)の外壁タイルの一部が剝落して落下し、真下にいた女性(69歳)の頭部を直撃した。女性はすぐに病院に運ばれたものの、頭蓋内出血で死亡が確認された。14日付聯合報が報じた。
死亡した女性は同日、華冠大楼29階のレストランで開かれた所属団体の会議に夫婦で出席。会議終了後、ビルの正面玄関から出た直後にタイルの直撃を受けた。倒れた女性の周辺にはタイルの破片が散らばっていたという。
警察の調べによると、剥がれ落ちたタイルはビル正面外壁の3〜4階部分のもので、長さ約70センチメートル、幅30センチの大きさだった。
事故発生を受けて基隆市政府都市発展処の陳振乾副処長は「現在原因を調査中」としつつ、「ビルの外壁は共有スペースに当たり、そのメンテナンスはビル管理委員会の管轄下にある。長期間メンテナンスが行われていなかったことが剝落の原因だった場合、管理委員会が責任を負うことになる」と語った。さらに、同ビルの入居企業が看板などを設置したことで外壁が損傷を受けたことが判明すれば、同企業は責任を免れないと指摘した。
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