ニュース 政治 作成日:2013年10月14日_記事番号:T00046369
中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任は11日、上海で開幕したフォーラム「両岸和平論壇」の開幕式であいさつし、「両岸(中台)関係の発展過程で、政治的な対立をできるだけ棚上げすることはできても、完全に回避することはできない」と述べた上で、「経済交流だけで政治対話を行わないという方法は継続できない」と主張した。12日付工商時報が報じた。
フォーラムに参加する張主任(左)と孫亜夫副主任(右)。張主任は中台の完全統一について「辛抱強く耐える覚悟はあるが、何もしないという意味ではない」と述べた(11日=中央社)
張主任はまた、「両岸の間にどれだけ政治的差異があっても、『一つの中国』という枠組みは揺るがず、傷つくことはない」と強調した。
張主任の発言は、台湾との政治対話強化を望む中国政府のムードを反映したものだ。
中国の習近平国家主席は今月6日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)に台湾代表として出席した蕭万長前副総統と会見した席上「両岸の政治的な違いは段階的に解決すべきで、代々引き延ばしにはできない」と述べ、中台による政治対話開始に意欲を示していた。
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