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ファイトヘルス、甲状腺検査ソフトが米で認可


ニュース 医薬 作成日:2013年10月14日_記事番号:T00046376

ファイトヘルス、甲状腺検査ソフトが米で認可

 懐特生技新薬(ファイトヘルス)子会社の安克生医はこのほど、世界初となる医療検査機器「甲状腺超音波コンピューター検査ソフトウエア(AmCAD−Ut Detection)」が米食品医薬品局(FDA)の販売認可を取得したと発表した。12日付工商時報が伝えた。

 今回開発されたソフトウエアは、腫瘍組織のカルシウム濃度を検査することで腫瘍が悪性かどうか判断するもので、針で刺す検査法に匹敵する80%前後の正確さを確保できるという。台湾と欧州でも来年6月までに販売認可が取得できる見通しで、研究陣はさらに乳がん、肝硬変、肺炎などへの応用範囲拡大を目指している。

 李成家董事長は「国際的な大手メーカーと提携交渉を進めている。2015年から売り上げに貢献するのではないか」と述べた。

 なお、安克生医にはファイトヘルスが62%、美吾華集団が18%出資しており、台湾大学や経済部なども株主に名を連ねている。