ニュース その他製造 作成日:2013年10月14日_記事番号:T00046378
太陽電池メーカー、太極能源科技(タイナジー・テク)は、米国顧客からの受注の他、日本企業から新規に大口受注を獲得し、生産ライン2本(合計生産能力100メガワット=MW)がフル稼働となっている。日本企業向けの出荷は今月から始まっているが、生産能力不足のため一部を外部に生産委託している。14日付経済日報が伝えた。
このほか同業界では、茂迪(モテック・インダストリーズ)も日米中に保有する太陽電池モジュール生産ライン(生産能力計90MW超)が満杯となり、中国・昆山工場(江蘇省)の拡張を検討している。また新日光能源(ネオソーラーパワー)も傘下の永旺能源(GES)と計240MWの生産能力を年末までに300MW、来年は400MWに引き上げる計画だ。
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)は、来年の太陽電池市場規模が新興市場での需要増加により今年の28.6ギガワット(GW)から39.5GWまで成長するが、現在の生産能力と出荷状況から来年に需給が逼迫(ひっぱく)すると予測。こうした中、供給不足を懸念する川下メーカーが在庫積み増しを図っており、台湾メーカーへの発注が目に見えて増えていると指摘した。
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