ニュース 電子 作成日:2013年10月14日_記事番号:T00046383
消息筋によると、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は18インチウエハー工場の着工時期を2015年へと、当初計画より1年前倒しする方針だ。米インテルが今年初めに18インチ製品の発表と同時に、15年の工場着工を表明しており、TSMCは10ナノメートル製造プロセス導入と合わせて、これに対抗する考えだ。14日付経済日報が伝えた。
TSMCは、18インチ工場計画の詳細は明らかにできないとしている。ただ、同紙によるとTSMCは18インチ工場を、初期投資額4,000億台湾元(約1兆3,400億円)で台湾で3基建設する予定だ。業界では3工場への総投資額は1兆元に達するとみている。これは同社創立以来最大の投資規模となる。
中部科学工業園区(中科)では、元軍用地53.08ヘクタールを工場用地として確保しており、工場建設計画も環境影響評価の初審を通過、最終審査を待つ段階にある。南部科学工業園区(南科)も、TSMCから38ヘクタールの用地を工場拡張のために供給してほしいという要求を受けており、18インチ工場の建設準備とみられる。
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