ニュース 金融 作成日:2013年10月15日_記事番号:T00046391
生命保険大手の国泰人寿保険(キャセイ・ライフ・インシュアランス)が8月に発売した米ドル建て終身保険「美鑫220」が、40日で6億5,000万米ドルもの契約を集めた後、今月8日に販売が停止されたことについて、金融監督管理委員会(金管会)が関心を寄せている。15日付蘋果日報が伝えた。
問題となった商品は、保険料払い込み期間が2年で、満2年後から毎年「生存保険金」が受け取れるほか、終身の死亡・高度障害保険金が給付される内容。事実上、金管会が奨励していない保険料一括払い方式の保険商品に該当する。
同商品は発売停止前日には1日で50億台湾元(約170億円)もの契約申し込みが殺到した。金管会は申し込み殺到の理由と発売中止の原因について、情報把握を進めているもようだ。
これまでの調べで、国泰人寿は保険代理店に8%、保険外交員に3.5%という多額の販売手数料を支払っていたことが分かった。
国泰人寿は販売中止の理由について、「米国債と連動した商品であり、米国債を買い付ける必要があるが、高い人気で予定販売枠に達する見通しになったため」と説明した。
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