ニュース 医薬 作成日:2013年10月15日_記事番号:T00046395
バイオ新薬メーカー、中裕新薬(タイメド・バイオロジクス)の張念原執行長は14日、同社が開発中の抗エイズ治療薬「LM−52」について「来年末には新薬臨床試験実施申請(IND)段階に入る」との見通しを示した。その上で「今後7〜8年間の開発過程で2億米ドルの資金が必要だが、これは世界的な相場の5億米ドルを大幅に下回る」と語った。15日付経済日報が報じた。
張執行長によると、「LM−52」は来年半ばに臨床試験の第2相B段階に入る見通しの抗エイズ治療薬「TMB−355」の次世代薬で、これまでの試験では既存薬より優れた効果を発揮することが確認されているという。なお同新薬に関する論文が近く著名な国際学術誌『ネイチャー・バイオテクノロジー』に掲載される予定だ。
また授権について張執行長は具体的なコメントを控えたものの「初代、第2世代をセットで世界的製薬メーカーに授権する可能性もある」と語った。
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