ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

製造業の14年生産額、3.4%成長予測=IEK【図】


ニュース その他製造 作成日:2013年10月15日_記事番号:T00046396

製造業の14年生産額、3.4%成長予測=IEK【図】

 工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)は14日、2014年の製造業生産額の成長率予測値を前年比3.42%と発表した。国際通貨基金(IMF)による予測で、来年は米国や欧州の景気回復で世界経済が安定的な回復を見せ、台湾製造業が恩恵を受けると説明した。15日付工商時報などが報じた。

 産業別の成長率予測値はいずれも今年より高く、情報電子工業が5.38%と最高だ。来年は大手ブランドによる新製品発売の他、中国での低価格スマートデバイスと消費性電子製品の需要増、スマートウォッチや眼鏡型端末などが成長をけん引するとしている。

 この他、化学工業は景気回復により民生消費が増加、ハイテク製品の需要増に伴い3.79%の成長が見込めるとした。民生工業はガソリンや電気料金価格の上昇、給与伸び率の低迷などが消費意欲に影響を与えるものの、飲食業が成長するとして、同2.16%とした。金属機電工業は、工作機械などが中国製との低価格競争にさらされるほか、中国の輸入代替政策の影響を受けるため、同1.37%にとどまるとの見方だ。