ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年10月15日_記事番号:T00046404
中国鋼鉄(CSC)と新日鉄住金などのベトナム合弁、CSVC(中国語名・中鋼住金越南)が14日、自動車用途など薄鋼板工場の竣工式を行った。11月に営業運転を開始する。鄒若斉CSC董事長は品質・サービス・納期を重視し、3年以内に損益均衡を達成すると語った。15日付経済日報などが報じた。
CSVC竣工式には、ベトナムの政府高官や日台の関係者約700人が招かれた(新日鉄住金リリースより)
同工場の投資額は11億4,800万米ドル。年産能力は120万トンで、内訳は▽冷延、50万トン▽溶融亜鉛めっき、30万トン▽電磁鋼板、20万トン▽酸洗、20万トン──。バイクに大量に使用される酸洗鋼板、電磁鋼板の生産はベトナムでは同工場のみ。原料はCSCが7割、新日鉄住金が3割を供給する。
鄒董事長は、バイク、石化など地場500社以上の強い需要があり、量産後はベトナム市場向けが中心となると述べた。将来は東南アジア諸国連合(ASEAN)の自動車、家電にも供給する考えだ。
CSVCの資本金は5億7,400万米ドルで、出資比率はCSC51%、新日鉄住金30%、住友商事5%、日鉄住金物産5%、その他9%。
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