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アルカテルが台湾再進出、ミドルエンド・スマホ発表


ニュース 電子 作成日:2013年10月15日_記事番号:T00046405

アルカテルが台湾再進出、ミドルエンド・スマホ発表

 中国TCL通訊科技傘下の携帯電話ブランド「アルカテル」は14日、中華電信および情報通信機器販売大手、神脳国際(セナオ・インターナショナル)と提携し、台湾でスマートフォン「OneTouch Idol X」を発売すると発表した。同ブランドが台湾で製品を販売するのは、TCLに買収されて以来、約10年ぶり。ロー・ミドルエンド市場で年内に2万台の販売を目指す。15日付蘋果日報などが報じた。

 「OneTouch Idol X」は5インチのフルハイビジョン(フルHD)画面、聯発科技(メディアテック)の1.5ギガヘルツ(GHz)クアッドコアプロセッサー「MT6589T」、1,310万画素のデジタルカメラを搭載。OS(基本ソフト)は「アンドロイド4.2」を採用しており、10月中の発売を予定している。本体価格は1万900台湾元(約3万7,000円)の見通しだ。

 アルカテルのビットリオ・デ・マウロ・スマートフォン部門副総裁は、「デザイン、品質、革新的要素などで成熟し、コストパフォーマンスおよびブランド競争力の高いIdol Xを台湾再進出の第一歩とすることを決めた」と語った。その上で、今後、相次いでスマートフォン、タブレット型パソコンを台湾市場に投入するとの考えを示し、従来型携帯電話端末(フィーチャーフォン)についても「需要があれば販売する」と表明した。

 また同ブランドは来年、台湾事務所を開設する計画だ。