宏達国際電子（ＨＴＣ）は14日、5.9インチの大画面スマートフォン「One Max」を今月中旬から世界で順次発売すると発表した。アップルの最新「iPhone5s」と同じく、指紋認証機能を搭載している。販売国・地域や価格は明らかにしていない。15日付工商時報が報じた。
3,300ｍAhの大容量バッテリーで、長時間使用ニーズに応える（ＨＴＣリリースより）
One Maxの指紋認証機能は背面に搭載され、画面のロックや解除が手軽にできる他、お気に入りのアプリ３種に違う指の指紋をそれぞれ設定してクイック起動できる。
ＣＰＵ（中央演算処理装置）はクアルコム「スナップドラゴン600」で、最新「スナップドラゴン800」を搭載するソニーモバイルコミュニケーションズの「エクスペリアＺ１」、サムスン電子の「ギャラクシーノート３」などと比べると見劣りする。同紙は、One Max成功の鍵は価格設定だと指摘。市場では本体価格２万3,900台湾元（約８万円）との観測が出ている。
