ニュース 政治 作成日:2013年10月16日_記事番号:T00046418
立法院では15日、野党民進党が提出した江宜樺行政院長の不信任決議案の採決を記名投票で行い、賛成45、反対67で否決された。否決は大方の予想通りで、民進党が提出した行政院長不信任決議案はこれで3回連続で否決されたことになる。16日付中国時報が報じた。
不信任決議案が否決され、国民党の立法委員は江宜樺行政院長を壇上に呼び上げた(15日=中央社)
不信任決議案は、王金平立法院長の政界追放を画策した馬英九総統による政治闘争に端を発する与野党対立の延長線上で提出されたもので、国民党は「欠席者や反対票を投じた者は党除名も辞さない」と強く警告し、所属立法委員を強く拘束して臨んだ。行政院長に対する不信任決議案は、否決後1年間は提出できない。
馬英九総統は「不信任決議案の否決で、政局が安定し、正常な軌道に戻ることを期待している。民主的な競争こそ市民が望んでいることだ」と述べた。
一方、民進党は当面与野党折衝を中断する方針を固めた。18日に予定される江行政院長の施政報告(施政方針演説)を認めるかどうかをめぐっては、党内に意見対立が残っており、一部には審議ボイコットを継続すべきだとの強硬論もある。
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