ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

郭台銘氏脅迫事件、元記者に懲役1年10月の判決


ニュース 社会 作成日:2007年12月27日_記事番号:T00004642

郭台銘氏脅迫事件、元記者に懲役1年10月の判決

 
 鴻海集団を率いる実業家、郭台銘氏を脅迫し、現金100万米ドルを脅し取ろうとした事件の裁判で、被告の雑誌「壱週刊」の元記者、臧家宜被告と恋人の黄尚平被告に対し、台北地方法院は26日、臧被告に懲役1年10月、黄被告に2年の判決を言い渡した。共犯で時報周刊元副編集長の楊人凱被告には6月または相当する罰金の支払いを命じた。27日付聯合報などが報じた。

 事件発生後、臧被告と黄被告が郭氏を「悪魔」、「怪物」などと罵り、自宅が空き巣被害に遭ったことを郭氏の指示によるものだとほのめかしたことについても、同法院は公然侮辱罪でそれぞれ罰金6,000台湾元(約2万1,000円)、誹謗した罪についても25日間の拘留を命じた。

 臧被告は、郭氏の伝記を執筆していて、序文を郭氏に依頼した際、女性関係や脱税していたという虚偽の情報による脅迫を行ったとして起訴されていた。3人とも脅迫の意図を否定しており、控訴する構え。