ニュース 運輸 作成日:2013年10月16日_記事番号:T00046422
自由経済モデル区の整備が加速する中、台北港に海運快逓専区(海運速達専用区)を年内にも設置する方向で、関係官庁による計画策定が進んでいる。高雄港にも来年6月までにコンテナ開封・再仕立てモデル専区を設置する予定だ。16日付経済日報が伝えた。
中国で発足した上海自由貿易試験区が台湾の自由経済モデル区のライバルに浮上した中、行政院が自由経済モデル区にそれぞれ「目玉」を盛り込むよう指示し、台北港への海運快逓専区、高雄港へのコンテナ開封・再仕立てモデル専区の設置が決まった。
海運快逓専区では速達貨物を24時間体制で扱い、中台間の海運路線を使って輸送することを想定している。コンテナ開封・再仕立てモデル専区は、異なる目的地への貨物を混載したコンテナを開封し、目的地ごとに再仕立てするもので、香港やシンガポールがモデルとなっており、設置には関税法の改正が必要になる。
関係者は「いずれも試験的に実施するもので、成果が上がれば他の港湾にも導入したい」と説明した。
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