ニュース 金融 作成日:2013年10月16日_記事番号:T00046426
中央銀行(中銀)の15日発表によると、9月末時点の外国為替取扱指定銀行(DBU)の人民元預金残高は662億8,000万人民元、オフショア銀行部門(OBU)は323億7,900万人民元で合計986億5,900万人民元となり、10月上旬に合計1,000億人民元(約1兆6,000億円)を突破した。16日付経済日報などが報じた。
DBUの人民元預金残高は前月比118億2,900万人民元増と、過去最高の伸びだった。中銀関係者は大幅増加の理由について、▽国際金融情勢の不安定化で、個人の資金が比較的安定している外貨預金に移動▽中銀の指導を受け、多数の銀行が人民元定期預金の金利を引き上げたこと──を挙げた。
中銀関係者は、DBUは台湾の小口顧客だが、集まればその力は大きいと指摘。人民元の定期預金人気は今も続いていると述べた。このままのペースが続けば、年内にDBUの人民元預金残高が1,000億人民元を突破する可能性もある。
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