ニュース 家電 作成日:2013年10月16日_記事番号:T00046434
16日付蘋果日報によると、シャープは同社ブランド液晶テレビの北米市場における販売権を他社に譲渡することを計画しており、これに対し米テレビブランド、ビジオ(VIZIO)に出資する受託生産メーカー、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)が取得に向けて積極姿勢を示しているとされ、今月末にも結論が出るとの見方が出ている。譲渡が実現すれば、アムトランは来年出荷台数が100万台以上増加する可能性もあるが、邱裕平・同社広報担当は「コメントできない」と語った。
台湾の液晶テレビ受託生産メーカーは、従来主要顧客としてきた日本ブランドがシェアを落とすのに伴い受注規模が縮小しており、新たな出荷先の確保が求められている。こうした中、ビジオに製品を供給する他、JVC・ケンウッド・ホールディングスからJVCブランドの供与を受けているアムトランがシャープの販売権を取得することは意外ではないと市場関係者は指摘している。
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの統計によると、昨年の北米液晶テレビ市場規模は3,950万台で、このうちシャープの販売台数は130万台にすぎない。
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