ニュース 電子 作成日:2013年10月16日_記事番号:T00046435
7インチのタブレット型パソコン市場は、参入者が増えたことに加え、ここ1年で需要を伸ばしている5〜6インチの大画面スマートフォンに市場を圧迫され、価格が199米ドル以下にまで落ち込んでいる。このためサプライチェーン全体で利益が急激に縮小しており、8インチ製品の開発に参入するメーカーが相次いでいる。しかし、現時点で同サイズ製品の売れ行きは予想されたほど伸びておらず、価格も低下し始めているようだ。16日付電子時報が報じた。
宏碁(エイサー)は6月にOS(基本ソフト)に「ウィンドウズ8」を搭載した8インチタブレットPC「Iconia(アイコニア)W3−810」を発売。しかしウィンドウズ8の評価が低いことから販売が伸びなかった。最近価格を1万3,000台湾元(約4万3,500円)から1万900元に値下げしたものの需要を喚起できていない状況だ。
一方、華碩電脳(ASUS)は15日、8インチタブレットPC「MeMO Pad 8(メモパッド8)」を発売。中国・瑞芯微電子(ロックチップ)のチップを採用するなど部品コストを削減して価格を7,990元に抑えており、価格競争に打って出る姿勢を鮮明にしている。
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