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16年に故宮南院で日本美術展、国宝級展示も


ニュース 社会 作成日:2013年10月17日_記事番号:T00046444

16年に故宮南院で日本美術展、国宝級展示も

 東京国立博物館(東京都台東区)と九州国立博物館(福岡県太宰府市)は、来年開催を予定する故宮博物院収蔵品の特別展の実現に応える形で、嘉義県に建設中の南部院区(故宮南院)で2016年10月に共同展「日本美術之最」を開催することを計画している。絵画、仏教彫刻、陶磁器、漆器など重要文化財を含む150件が展示される予定だ。17日付中国時報が報じた。


16日に故宮博物院で行われた調印式にはそれぞれの館長が参加し、展示物で日台交流を図ることで合意した(16日=中央社)

 なお東京国立博物館からはこれまで館外で公開したことのない国宝級の文物4件や、世界的に著名な葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景:神奈川沖浪裏」が貸し出される見通しで、銭谷眞美館長は「当館としては過去に前例のない水準となる」と語った。

 また九州国立博物館からは▽「栄花物語」の最古写本▽山県有朋が明治天皇に献上した「太刀・銘来国光」▽狩野派の初代、狩野正信が描いた水墨画「紙本墨画淡彩周茂叔愛蓮図」──などが貸し出される予定だ。