ニュース 食品 作成日:2013年10月17日_記事番号:T00046455
食用油大手の大統長基食品廠(彰化県鹿港鎮)が「純度100%」と表示して販売していた輸入オリーブオイル「大統特級橄欖油」とグレープシードオイルに、実際には低価格の別の食用油が配合されており、さらに色合いを良く見せるため食用油への使用が禁止されている着色剤「銅クロロフィル」が使用されていたことが明るみに出た。17日付聯合報が伝えた。
大統の高振利董事長(左)は17日、消費者に謝罪すると同時に、添加した銅クロロフィルは人体に無害だと強調した(17日=中央社)
彰化県衛生局は、問題の商品の生産中止と店頭からの撤去を命じた。
彰化地方法院検察署は16日、関係先を一斉捜索し、銅クロロフィル30キログラムと配合表、オリーブオイル1,251本を押収した。問題の商品には、オリーブオイルやグレープシードオイルが実際には40%しか含まれていなかった。
検察は大統が食品衛生管理法に違反しているほか、詐欺の疑いもあると判断。衛生局と共同で他の食用油メーカーにも検査の対象を拡大する方針だ。
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