台湾賓士（台湾ベンツ）は16日、８年ぶりにフルモデルチェンジした新型Ｓクラスを発表した。ディーゼルエンジンタイプやハイブリッドエンジンタイプなど４車種で価格は458万〜752万台湾元（約1,540万〜2,530万円）。発売前の段階で予約は200台、販売額にして11億元に達しており好調な出足だ。17日付蘋果日報が報じた。
新型Ｓクラスは全車種でヘッドライトに発光ダイオード（ＬＥＤ）を採用、アルミニウム合金で車重を前世代より約100キログラム軽くし、燃費性能を上げた。最も価格の安いディーゼルエンジン搭載の「S350 Blue TEC L」は458万元からで、ハイブリッドエンジンの「S400 HYBRID L」は535万元から。ディーゼルエンジンの入門モデルは前世代より価格が70万元余り安くなった。
台湾ベンツの今年１〜９月のＳクラス販売台数は608台で、世界８位だった。上位３カ国は米国、ロシア、中国。
