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メディアテックのスマホチップ、中国製対抗で大手の採用進む


ニュース 電子 作成日:2013年10月17日_記事番号:T00046458

メディアテックのスマホチップ、中国製対抗で大手の採用進む

 中国製の低価格スマートフォンに対抗するため、日本や韓国などの大手メーカー各社が、台湾のIC設計大手、聯発科技(メディアテック)と相次いで提携の動きを見せている。

 17日付電子時報によると、ソニーモバイルコミュニケーションズは、メディアテックのクアッドコアプロセッサーを採用し、華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)が受託生産した「Xperia(エクスペリア)C」を中国をはじめ、アジア各地で発売し、販売は好調に推移している。アリマの第3四半期の売上高は過去最高を記録した。

 韓国のLGエレクトロニクスは、大型ディスプレイを搭載した低価格スマートフォン「G Pro Lite」にメディアテックの1ギガヘルツ(GHz)デュアルコアプロセッサー「MT6577」を採用し、ラテンアメリカ、アジア、ロシア、中東などで販売している。

 また、サムスン電子がメディアテックの8コア(オクタコア)プロセッサーの採用を検討しているとの情報もある。

 ソニーモバイルやLGはこれまでクアルコム製のプロセッサーを採用してきたが、メディアテック製品も性能でクアルコムに負けず、価格競争力があるため、採用を増やしている。